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畑 浩二*; 丹生屋 純夫*; 青柳 和平; 宮良 信勝
no journal, ,
日本原子力研究開発機構と大林組は、幌延深地層研究センターの東立坑深度370m地点で光ファイバーセンシングを利用した掘削影響評価(Excavation Damaged Zone、以下EDZ)を実施している。使用しているツールは、3種類の光式センサ(AE,間隙水圧,温度)を一つのプローブに組み入れたマルチ光計測プローブである。光ファイバーには石英ガラスを使用しているため、電気式センサに比べて絶縁性,腐食性,長寿命に優れるとされている。しかし、モニタリング期間における伝送損失(経年変化)を公開しているケースはほとんど無い。本報告では、2014年からモニタリングを継続している光式AEセンサ(Optical AE sensor、以下O-AE)の伝送損失経時変化を示し、長期モニタリング計測における性能保証の一助とするものである。